トロイの木馬とは？
トロイの木馬とは、
「見た目は安全そうに見えるけれど、中に悪いものが入っているウイルスの一種」
のことです。
トロイの木馬のくわしい意味
「トロイの木馬（トロイのもくば）」という名前は、昔のギリシャ神話のお話からきています。
お話の中では、大きな木の馬（もくば）の中に兵士がかくれていて、それを敵の城にこっそり入れて、中から攻撃しました。
この話と同じように、パソコンやスマホの世界でも、
- 見た目は普通のファイルやアプリ
- 中には悪いプログラム（ウイルス）がかくれている
というものを「トロイの木馬」と呼びます。
トロイの木馬の例え話
たとえば、プレゼントの箱をもらったとします。
見た目はきれいで、プレゼントのように見えるのに、中に泥棒（どろぼう）がかくれていたら、こわいですよね。
トロイの木馬もそれと同じです。
「便利そうなアプリだな」と思って入れたものが、じつは悪いことをするプログラムだった、というわけです。
トロイの木馬がやること
トロイの木馬は、パソコンやスマホの中で、次のような悪さをします。
- 個人情報（名前や住所など）を盗む
- 勝手に操作される
- ほかのウイルスを呼び込む
とくにこわいのは、見た目では悪いものに見えない、という点です。
だからこそ、知らないアプリやファイルをむやみに開かないことが大切です。
トロイの木馬に気をつけるには？
トロイの木馬にだまされないために、大切なことがあります。
- 知らない人からのメールやファイルを開かない
- よく知られているアプリだけを使う
- ウイルス対策ソフトを使う
とくに「無料で便利！」という言葉には注意が必要です。
本当に安全かどうか、信用できるかどうかを見極めることが大切です。
まとめ
トロイの木馬とは、
「見た目はふつうに見えるけど、中に悪いウイルスがかくれているもの」
のことです。
ギリシャ神話の「木馬」に似ただましの手口を使います。
パソコンやスマホを守るためには、
「知らないファイルを開かない」「安全なアプリだけを使う」ことが大切です。
安心してインターネットを使うために、トロイの木馬のような悪いものには気をつけていきましょう。
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