キャッシュとは?
キャッシュとは、
「スマホやパソコンが、すばやく動くために一時的に覚えておく“メモのような情報”」
のことです。
インターネットのページや画像などを、一度見たあとに早く表示できるように、こっそり保存しておくしくみです。
キャッシュのくわしい意味
スマホやパソコンは、インターネットで見た情報を「キャッシュ(=一時的な記憶)」として残しておきます。
たとえば、一度見たホームページにもう一度アクセスすると、
- 画面がすぐに出てくる
- 前よりも早く表示される
こんなふうに感じたことはありませんか?
それは、前回の情報が「キャッシュ」として残っているからです。
キャッシュの例え話
キャッシュは「冷蔵庫に作りおきしたごはん」のようなものです。
たとえば、
- 前の日にごはんを炊いて、冷蔵庫にしまっておく
- 次の日、おなかがすいたらすぐチンして食べられる
わざわざ炊き直すよりも、すぐに食べられて便利ですよね。
キャッシュも同じで、「前に見た情報」を取っておくことで、次に見るときにすばやく表示できるのです。
キャッシュの良いところ
キャッシュにはこんなメリットがあります。
- 同じページを早く開ける
- スマホやパソコンの負担が少なくなる
- インターネットの通信量を減らせる
とても便利なしくみですが、ずっとためておくと逆に動きが遅くなることもあります。
キャッシュの注意点
キャッシュは「古い情報」を残していることがあるので、
- 最新のページが表示されない
- たまりすぎて動きが重くなる
といったトラブルの原因になることもあります。
そんなときは、「キャッシュを消す(クリアする)」ことで、すっきり動きやすくなります。
キャッシュを消すとは?
「キャッシュを消す」とは、たまった作りおき(古いメモ)を整理して、スマホやパソコンをリフレッシュさせることです。
キャッシュを消しても、本体のデータや大切な写真などは消えないので、安心してできます。
まとめ
キャッシュとは、「スマホやパソコンが、前に見た情報を一時的に覚えておくしくみ」です。
- 表示を早くするためのメモのようなもの
- たまりすぎると動きが遅くなることもある
- 必要に応じて“キャッシュを消す”ことで改善できる
ふだんは見えない場所で働いていますが、キャッシュはスマホやパソコンを快適に使うための「影の立役者」です。
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