コマンドプロンプト(コマンド)とは?
コマンドプロンプトとは、
「文字を使って、パソコンに命令を出すための画面」
のことです。
ふだんはマウスやボタンで操作しますが、「コマンド(命令)」という文字を打ち込んで操作する、特別な方法が「コマンドプロンプト」です。
コマンドプロンプトのくわしい意味
パソコンは、私たちの「命令」にしたがって動いています。
ふつうは、
- マウスでクリックする
- 画面のボタンを押す
といった操作をしますが、「コマンドプロンプト」では、マウスを使わず、
画面に文字で命令を書くことで操作します。
コマンドプロンプトの例え話
コマンドプロンプトは「手紙で指示を出す社長」のようなものです。
たとえば、
- 社長が手紙で「掃除をしなさい」と命令
- 部下がその手紙を読んで動く
こんなふうに、コマンド(命令文)を打ち込むことで、パソコンがそれを読みとって動いてくれます。
コマンドとは?
コマンドとは、「命令の言葉」です。
たとえば、
- dir(ディーアイアール):ファイルの一覧を表示する
- del(デル):いらないファイルを消す
- copy(コピー):ファイルをコピーする
こういった「きまり文句(決まった命令)」を打ちこむことで、パソコンにやってほしいことを伝えます。
コマンドプロンプトはどんなときに使う?
ふつうの操作ではなく、「もっとくわしいことをしたい」ときや「トラブルのとき」に使われます。
- パソコンが正常に動かないとき
- 特別な設定を変えたいとき
- 詳しい情報を確認したいとき
ただし、間違ったコマンドを打つと、データが消えることもあるので、使うときは注意が必要です。
見た目はどんな画面?
コマンドプロンプトは、次のような画面です。
C:\Users\Taro>
このように、黒い画面に白や緑の文字で「C:」と出て、そこに命令文を入力して使います。
まとめ
コマンドプロンプトとは、「文字でパソコンに命令を出すための特別な画面」です。
- コマンド(命令文)を入力して操作する
- マウスを使わずに、文字だけで動かす
- くわしい設定やトラブル対処に使われる
ふだんは使わない機能ですが、「パソコンと会話する方法のひとつ」として覚えておくと、役に立つこともありますよ。
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