電源(でんげん)とは?
電源とは、
「スマホやパソコンに電気を送る“心臓(しんぞう)のようなもの”」
です。
スマホやパソコンが動くためには、必ず「電気の力」が必要です。
その電気を作って、必要な場所に送ってくれるのが「電源」です。
電源のくわしい意味
パソコンの中では、
- CPU(考えるところ)
- RAM(作業台)
- ストレージ(データを保存する引き出し)
- マザーボード(全部をつなぐ土台)
これらの部品すべてが、動くために「電気」を必要としています。
電源は、「コンセントから入ってきた電気」をちょうどいい強さにして、それぞれの部品に分けて送ってくれます。
電源の例え話
電源は、「町の発電所」のようなものです。
町にある電気製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)は、それぞれ電気がないと動きませんよね。
発電所があって、電気をちょうどいい強さで送ってくれるから、どの機械もちゃんと動きます。
パソコンやスマホの中でも、電源が発電所の役割をしているのです。
パソコンとスマホの電源のちがい
パソコン: 大きな部品が多いので、パソコンの中には「電源ユニット」という箱型の部品が入っています。この電源ユニットがコンセントの電気を使って、各部品に電気を送ります。
スマホ:
スマホには「バッテリー(電池)」が内蔵されています。このバッテリーが、スマホの電源になります。充電することで、また使えるようになります。
電源がこわれるとどうなる?
電源がこわれてしまうと、
- 電気が届かなくなって、パソコンがつかない
- 途中で勝手に電源が切れてしまう
- データが壊れることもある
つまり、心臓が止まるような状態になります。とても大事な部品なのです。
電源の大きさや性能も大事
電源には「どれだけ電気を出せるか」という性能があります。
大きなパソコン(ゲーム用や動画編集用など)になると、たくさんの電気が必要なので、「強い電源」が必要になります。
パソコンの電源を選ぶときは、そのパソコンがどれだけ電気を使うかに合わせて決めることが大切です。
まとめ
電源とは、「スマホやパソコンに電気を送るための心臓のような部品」です。
- コンセントやバッテリーから電気を取りこむ
- 電気をちょうどよく分けて、各部品に送る
- こわれると、パソコンは動かなくなる
ふだんは見えない場所にありますが、電源があるからこそ、スマホやパソコンが元気に動けるのです。
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