ランサムウェアとは?
ランサムウェアとは、
「パソコンやスマホの中のデータを勝手にロックして、元に戻すためにお金を要求するウイルス」
のことです。
ランサムウェアのくわしい意味
「ランサム(ransom)」とは、英語で「身代金(みのしろきん)」という意味です。 「ウェア(ware)」は、ソフトウェア(=プログラム)のことです。
つまり、「身代金を要求するプログラム」という意味になります。
パソコンにこのウイルスが入ってしまうと、次のようなことが起こります。
- 大切な写真や文書が開けなくなる
- 「お金を払わないと元に戻せません」と表示される
とても悪質なウイルスです。
ランサムウェアの例え話
ランサムウェアは、まるで「だれかが勝手に家のカギをかけて、開けたければお金を払え」と言ってくるようなものです。
あなたの家(=パソコン)の中にある、大切なもの(=写真や文書)を人質にとられるイメージです。
どこから入ってくるの?
ランサムウェアは、いろいろな方法で入ってきます。
- あやしいメールの添付ファイルを開いたとき
- あやしいホームページを見たとき
- 無料ソフトをダウンロードしたとき
見た目はふつうのメールやファイルに見えるので、だまされやすいのが特徴です。
ランサムウェアにあわないために
ランサムウェアを防ぐためには、次のことが大切です。
- 知らないメールやファイルを開かない
- ウイルス対策ソフトを使う
- 大切なデータは別の場所(USBやクラウド)に保存しておく
- スマホやパソコンのソフトを最新の状態にする
いちばんの対策は、「あやしいものは開かないこと」です。
まとめ
ランサムウェアとは、
「パソコンやスマホの中の情報を勝手にロックして、お金を要求する悪いウイルス」です。
「写真が見られない」「文書が開かない」などの被害が出ます。
防ぐためには、「知らないものは開かない」「大切なデータは別に保管する」ことがとても大事です。
こわいウイルスですが、正しく気をつければ防ぐことができます。安心して使うためにも、知っておくと良い言葉です。
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