RAM(メモリ)とは?
RAM(ラム)とは、
「スマホやパソコンが作業するときの“作業台”」
のことです。
漢字では「記憶装置」と書くこともありますが、実際には「いま使っているものを置いておく台」のようなはたらきをします。
RAMのくわしい意味
スマホやパソコンで何かするとき、たとえば、
- インターネットを見る
- 写真を開く
- 動画を再生する
こういった作業をするために、「いま必要な情報」をすばやく出し入れする場所が必要です。
その場所こそが、RAM(メモリ)です。
RAMは、作業が終わると中身が消える「一時的な記憶の場所」です。
RAMの例え話
RAMは「大きな作業机」のようなものです。
たとえば、お料理を作るときに、まな板やお皿を広げて材料を並べますよね。この作業スペースが広ければ広いほど、効率よくお料理ができます。
RAMも同じで、RAMが大きければ大きいほど、スマホやパソコンがいろんなことを同時にスムーズにこなせます。
逆に、作業台(RAM)が小さいと、道具を何度も片づけたり、取り出したりしなければならず、動きが遅くなります。
RAMが少ないとどうなる?
RAMが少ないと、こんなことが起こります。
- スマホやパソコンの動きが遅くなる
- 何かを開くのに時間がかかる
- 複数の作業を同時にできない
これは、作業机が小さすぎて、道具を毎回片づけないと次の作業ができないようなものです。
RAMはどこにあるの?
RAMは、スマホやパソコンの中にある、小さな部品です。
見た目には分かりませんが、電源を入れるとすぐに動き出して、今行っている作業をすばやく記憶してくれます。
でも電源を切ると、RAMの中身はすべて消えてしまいます。
RAMとストレージ(保存場所)のちがい
RAMとよく似た言葉に「ストレージ(保存場所)」がありますが、これは別のものです。
- RAM:作業中だけ使う作業台(電源を切ると消える)
- ストレージ:写真や動画を長く保存しておく引き出し
RAMは「一時的に使う場所」、ストレージは「ずっと残す場所」です。
まとめ
RAM(メモリ)とは、「スマホやパソコンの作業台」のようなものです。
作業台が広い(RAMが多い)ほど、いろいろな作業がすばやく、スムーズにできるようになります。
電源を切ると中身が消える、一時的な記憶の場所で、ストレージ(保存場所)とはちがいます。
スマホやパソコンを選ぶときには、このRAMの大きさもとても大切なポイントになります。
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