フィッシング(フィッシング詐欺)とは?
フィッシングとは、
「だまされて、大事な情報(名前・パスワード・カード番号など)を取られてしまう詐欺(さぎ)」
のことです。
フィッシングのくわしい意味
「フィッシング(phishing)」は、英語の「fishing(魚つり)」からきた言葉です。
魚つりのように、「エサ」を使って、人をだまし、大事な情報を「つり上げる」ような詐欺のことを言います。
よくあるのは、次のようなパターンです。
- 本物そっくりのメールが届く(銀行・宅配便・有名なお店など)
- そこに書かれたリンク(青い文字)を押す
- パスワードやカード番号を入れるように求められる
しかし、そのメールやページは偽物(にせもの)です。
入力してしまうと、その情報が犯人の手に渡ってしまいます。
フィッシングの例え話
フィッシングは、まるで「ニセの宅配便が家に来て、受け取りサインとして通帳の暗証番号を聞いてくる」ようなものです。
見た目は本物とそっくりなので、つい信じてしまいます。
でも、よく見ると「名前がちょっと変」「言葉が不自然」「急がせるような内容」など、あやしいところがあります。
フィッシングで狙われる情報
フィッシング詐欺では、次のような大事な情報がねらわれます。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- パスワード(合言葉のようなもの)
- クレジットカードの番号
- 銀行の口座情報
これらが盗まれると、お金を勝手に使われたり、悪用されたりするおそれがあります。
フィッシング詐欺にあわないために
フィッシング詐欺から自分を守るには、次のことに気をつけましょう。
- 知らないメールやSMS(ショートメール)を開かない
- 「緊急」「すぐ確認して!」などの文に注意する
- リンクをむやみに押さない
- パスワードやカード番号は、正しい場所でだけ入力する
- 公式アプリや公式サイトだけを使う
まとめ
フィッシング(フィッシング詐欺)とは、
「だまされて、パスワードやカード番号などを取られてしまう、インターネット上の詐欺」
のことです。
本物そっくりのメールやページを使って、あなたの大事な情報を盗もうとします。
「このメール、あやしいかも?」と思ったら、すぐにリンクを押さず、誰かに相談するのも大切です。
安心してスマホやパソコンを使うために、フィッシングにはくれぐれも気をつけましょう。
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