セーフモードとは?
セーフモードとは、
「パソコンやスマホが調子が悪いときに、最低限の機能だけで安全に起動(きどう)する特別なモード」
のことです。
名前のとおり「セーフ=安全な」状態で使えるようにするための方法です。
セーフモードのくわしい意味
パソコンやスマホが、
- 急に動かなくなった
- 画面が真っ暗のまま
- 起動してもすぐ止まる
といったトラブルが起きたとき、「セーフモード」にすると、一部の機能だけで動かすことができ、原因を調べたり、直したりしやすくなります。
ふだん使っている状態よりも「とてもシンプル」な形で動くのがセーフモードです。
セーフモードの例え話
セーフモードは「体調が悪いときに無理をしないように、ゆっくり動くようなもの」です。
たとえば、風邪をひいた日は、
- 仕事を休んで
- 家で静かにして
- 必要最低限のことだけする
こんな状態になりますよね。
パソコンやスマホも、調子が悪いときはセーフモードで「最低限だけ働く」ようにすることで、無理をさせずに、直す手がかりを見つけられるのです。
セーフモードでは何がちがう?
セーフモードで起動すると、つぎのような点がふだんとちがいます。
- 画面の見た目がシンプルになる
- 使える機能が少なくなる
- インターネットや音が出ないこともある
- 原因となるアプリや設定を調べやすくなる
これは「体を休める」ために、一部の機能をあえて止めているからです。
セーフモードはどんなときに使う?
セーフモードは、こんな場面で使われます。
- パソコンがうまく起動しないとき
- ウイルスや不具合があるかもしれないとき
- アプリを入れてから調子が悪くなったとき
ふつうの状態では直せないトラブルも、セーフモードなら原因を見つけやすくなることがあります。
セーフモードに入ったらどうすればいい?
セーフモードにしたら、まずは、
- 最近インストールしたアプリを削除する
- 不要な設定を元に戻す
- 問題があるか確認する
そのうえで、また通常モードに戻して、問題が解決したかどうかを確かめます。
まとめ
セーフモードとは、「パソコンやスマホの調子が悪いときに、安全に動かすための特別なモード」です。
- 最低限の機能だけで動くようになる
- トラブルの原因を調べたり直したりしやすい
- 体調不良のときの安静と同じような考え方
ふだんは使うことが少ないですが、いざというときの「お助けモード」として、とても頼りになる機能ですよ。
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