ファイアウォールとは?
ファイアウォールとは、
「パソコンやスマホを、外からの悪いアクセスから守るしくみ」
のことです。
まるで、「インターネットの門番(もんばん)」のように、悪い人やウイルスが入ってこないように見張ってくれます。
ファイアウォールのくわしい意味
インターネットを使うと、世界中の人とつながることができます。
でも、それは「よいこと」だけでなく、「悪いこと」も入りこむ可能性があるということです。
たとえば、
- ウイルスがパソコンに入ろうとする
- 誰かがこっそり中をのぞこうとする
- 知らないうちにデータを送ろうとする
こうしたことを防いでくれるのが、ファイアウォールです。
ファイアウォールの例え話
ファイアウォールは、「家の玄関に立っている警備員(けいびいん)」のようなものです。
だれかが家に入ろうとしたとき、「この人は安全かな?悪い人じゃないかな?」とチェックして、安全な人だけを中に入れてくれます。
悪い人は、ここで止められて、中に入ることができません。
ファイアウォールでできること
ファイアウォールは、つぎのような働きをしています。
- 外からの不正アクセス(ふせいに入ってこようとする動き)をブロックする
- 知らないプログラムが勝手に動こうとするのを止める
- 必要な通信だけを通して、不必要なものをはじく
つまり、「通していいもの」と「止めるべきもの」を見きわめる、賢い門番です。
ファイアウォールはどこにある?
ファイアウォールは、すでに多くのパソコンやスマホの中に入っています。
- Windows(ウィンドウズ)のパソコンには標準で入っている
- スマホにも基本的な保護機能がある
- インターネット用の機械(ルーター)にも付いていることが多い
特別に操作をしなくても、ある程度は自動で守ってくれています。
ファイアウォールを使うときの注意
ファイアウォールを安全に使うために、次のことに気をつけましょう。
- むやみに設定を変えない
- 「ファイアウォールを無効にしますか?」と出たら、よく考える
- 不審なアプリには注意する
とくに、「止める」と書かれていても、安易にOKを押さないようにしましょう。
まとめ
ファイアウォールとは、
「パソコンやスマホを、インターネットからの悪い攻撃から守る門番のようなしくみ」です。
ウイルスや悪い人から、あなたの大切な情報を守ってくれます。
家のカギと同じで、ふだんは気づかなくても、とても大切な役割をしているのです。
安心してインターネットを使うために、ファイアウォールの存在を知っておきましょう。
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